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鳩山総理の辞任

(2010-06-02)

10か月の短命政権だが長過ぎた

今日、鳩山総理が辞意を表明した。わずか10か月の短命政権に終わったが、むしろ長過ぎたと言わねばならない。本来であれば、秘書が有罪となった時点で、辞任すべきであった。そして、沖縄の基地が中国、北朝鮮に対する抑止力であることすら理解していなかったことで、愚かであることを自覚したなら、直ちに辞任すべきであったと考えます。
わずかに救いは、中国よりの亡国の政治屋である小沢幹事長を道ずれに辞任したことである。


辞任理由もおかしい

鳩山総理は、国民が聞く耳を持たなくなったからと述べ、沖縄に対する基地問題の責任をとるのではなく、社民党が連立から離脱したことに対する責任をとるとのことである。そこには国民に対する責任より、民主党に対する責任をとるため、すなわち参議院選挙のために辞任したのである。しかし、それはかつて民主党が自民党を批判した首のすげ替えをするものに他ならなりません。


衆参同日選挙を実施せよ

民主党は、かつて自民党に対して迫っていたように、総理が変わったならば国民の信を問うため衆参同日選挙を実施すべきです。そして新政権には国防力の強化と消費税の引き上げによる財政の立て直しと、法人税の引き下げによる日本の競争力強化に取り組んで欲しいと考えます。
そして新たな体制で民主党が行った、子供手当や高校の無償化のようなばらまき政策をやめるべきです。